I 様、 皆様
先日のシロキクザタケ?について改めて採取し、顕微鏡観察(メル
・胞子 : 非アミロイド、楕円型、平均7.2~5.5μm。
・シスチジア : 指状の厚壁シスチジア(先端に被覆物あり、非アミロイド)と分か
以上からすると、I様に展開していただいた原記載のChaet
しかし、胞子サイズや厚壁シスチジアが非アミロイドなど異なる点
それからついでに、上記採取の際に久しぶりに見かけたオオゴムタ
以上、よろしくお願いします。(Y.H)
T.I (火曜日, 16 8月 2022 16:59)
H 様
顕微鏡写真、綺麗に撮れていますね。
観察された結果は高橋さんの「ヒダフウリンタケ Chaetocalathus fragilis sensu Takahashi」とは異なり、またChaetocalathus fragilis (Pat.) Singer とも異なるようですね。
また、日本きのこ図版掲載の「石川・青木仮称シロキクザタケ」とも異なるようですね。
検証キノコ新図鑑の「シロキクザタケ(石川・青木仮称)」の記述は、日本きのこ図版記載の記述と異なる部分がありながら「シロキクザタケ石川・青木仮称」としていますが、その根拠が示されていません。
例えば「青木さんの残された標本を再検討した結果、薄膜多型のシスチジアが確認された」などの事実があれば別ですが、現状では「検証キノコ新図鑑の記述は別種を観察している可能性がある」と考えます。
そもそも、「シロキクザタケ」は仮称のきのこで、学名も基準標本もありませんから、「検証キノコ新図鑑のに似てるよね」程度に認識されたら如何でしょうか。
Y.H (火曜日, 16 8月 2022 17:00)
I 様
詳細にコメントいただきありがとうございます。
今回のものは、「検証キノコ新図鑑」に掲載されているものに似たものとしか言えないということで了解しました。