皆様
前回の投稿からまだあまり間が開いてませんが、
一部秋のきのこも発生し始めているようです。
(1) コガネキヌカラカサタケ(温室内)
(2) キヌカラカサタケ属不明種(温室内)
(3) ネナガコガサタケ?(温室内)傘径約2cmで、
(4) リュウコクヒメベニタケ(龍王山憩いの森公園)
(5) シロオニタケモドキ?(龍王山憩いの森公園)
(6) イグチ科不明種(龍王山憩いの森公園)
(7) アキノアシナガイグチ(ヌメリアシナガイグチ)(
本日、予想以上に発生していました。
(8) キショウゲンジ(広島県緑化センター)初見でしたので調べると、
以上、よろしくお願いします。(Y.H)
コメントをお書きください
Y.K (土曜日, 11 9月 2021 18:20)
H様
一点のみ感想を書かせてください。他の?についてはわかりません。
シロオニタケモドキ?とされているものですが、柄の根元の膨らみ具合が本郷図鑑のスケッチとやや異なっているように思われますが、
山と渓谷社のフィールドブックスの写真とは類似しています。シロオニタケモドキでよいのではないかと思います。
Y.H (土曜日, 11 9月 2021 18:21)
K様
お世話になります。
ご確認とコメントをいただきありがとうございます。
T.I (土曜日, 11 9月 2021 18:22)
H 様
私も一点。
ネナガコガサタケ?ですが、胞子サイズが本郷先生の日本新産報告 The Agaricales of Japan 1-(1) より一回り大きいですね(ひょっとしたら別種かもしれません)。
胞子は顕微鏡下で茶褐色~錆色(KOHでマウント)。7.5-9×5-5.5×6-7µm(長さ×側面幅×正面幅)で、側面像は楕円形、正面像は不明瞭な6角形で広楕円~類円形。頂部に明瞭な発芽孔があるとされています。
コガサタケ属は独特のシスチジアを持っていますので、そちらも確認してみて下さい(本種は縁と柄にシスチジア)。また、全ての菌糸にクランプを持っています。
結構珍しい種だと思いますが、標本は残されていますでしょうか?
Y.H (土曜日, 11 9月 2021 18:23)
I 様
お世話になります。
コメントありがとうございます。
ネナガコガサタケ?の胞子の写真を参考までに添付させていただきます。
頂部の発芽孔は認められますが、サイズや形状については一致しないようですね。
標本は確保しておりますので、近日中にお送りします。
私のほうでもシスチジアなども観察トライしてみたいと思います。