湖キャンプ場のきのこ5種+その他1種

皆様

 

聖湖キャンプ場での観察会で撮影した写真を5種類と、先月県央の森公園近くで見かけたフウセンタケの仲間を1種紹介させていただきます。

 

県央の森公園に通じる道は、昨年の豪雨による土砂崩れの影響で長らく通行止めでしたが、まだ工事中ですがようやく通れるようになってました。

ただ、公園内のトイレの施設はまだ使えないままです。来シーズンには以前のように散策できようになるのではと期待しております。

公園付近で見かけた真っ白なきのこですが、最初シロシメジかと思いましたが良く見るとフウセンタケの仲間のようです。

真っ白なフウセタケは初めて見ましたが、シロガネフウセンタケ?と思われますが、いかがでしょうか? (Y.H)

コメント: 3 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    Y.K (日曜日, 24 11月 2019 17:49)

    シロガネフウセンタケについてはよく知りません。ネットで見ると学名もつけられているようですね。

    まずはフウセンタケの仲間であるのかを調べなければいけません。クモの巣膜の名残にさび色の胞子がついているかどうか。

    傘と柄の粘性はどうなのかを確かめて、どの亜属に属するかを決めて絞っていけばいいです。

  • #2

    T.I (日曜日, 24 11月 2019 17:50)

    シロガネフウセンタケについて。
    新潟の宮内さんが1993年の菌学会大会で Cortinarius argentatus (Pers.)Fr. の日本新産として口頭発表したものに付けた和名です。
    講演要旨は簡易で、その後正式な報告(論文等)はされていませんので、この和名は仮称扱いになります。
    宮内さんの標本は見ていないので分かりませんが、Moser の[Key Agaricus and Boleti]によると、C. argentatus は「傘は白っぽい藤色で中丘を持ち、粘性は無い。傘表皮は乾くと絹状光沢があり径5-7cm。ヒダは青白く後、肉桂色となる。柄は傘と同色で平滑、球根状の短い膨らみは、時に紡錘形となる。胞子は8-10X5µm。(一部略)」と記されています。
    写真のきのこは藤色っぽいところが見られず、根元の膨らみも確認できませんので、少なくとも C. argentatus ではなさそうです。

  • #3

    Y.H (日曜日, 24 11月 2019 17:51)

    お世話になります。

    詳細にご確認いただきありがとうございます。

    写真では分かりづらいですが、くもの巣膜の名残とさび色の胞子紋が少しありましたのでフウセンケの仲間としました。

    形態的には、ご指摘の通り傘は真っ白で藤色味はなく、やや粘性がありましたので形態的な特徴としてC. argentatusとは異なっていますね。

    勉強になりました。